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明るく、笑顔で。陽光浴びて、歩いていこう。

by kaseno-sanpo

アルファロメオに乗せてもらう。

 アルファロメオというイタリア車は、先ずボディラインが美しい。
 女体に魅せられる、ともまた違う。
 生あるものの美しさが女体ならば、アルファロメオの車体は、生を吹き込むこと(つまりは乗ってエンジンをかけて)で美しさが際立つというのはどうだろう。

 助手席に座る(右側)、これは普通の感覚ですれば運転席側なのだ。
 そのことが非常に緊張感を覚えさせる。
 直進での加速は、滑らかなんだけど速度を体感する。
 非常に安定したボディでシートからの(お尻や背中)振動がまるでない。これは驚きに値する。
 燃料はおそらく食うだろう。それは、なんともいえない。わからない。
 荒れ馬のイメージは、走りにはあまり感じない。
 上質な大人の走りであると思った。

 外見で目を引くのは、フロントのライト。三目が外側に向けて上がっている。半リトラヘッドライトかなと思ったが、そうではない。
 後ろはいたって大人しいランプ回り。
 
 気に入ったのは、タイヤの太さと口径、アルミホイールのデザイン。
 どっしりとした安定感は、ここから生まれてくるのだろうか。
 大きすぎないボディもいい。機能美と芸術性がミックスした車は派手に人目を誘うこともないだろう。

 まさに宝物、という言葉がぴったりだった。

 身体の揺れない緊張感だった。目の保養になった感じである。
 こんなことはもうないだろう。
by kaseno-sanpo | 2013-06-02 20:06 | 思うこと