明るく、笑顔で。陽光浴びて、歩いていこう。

by kaseno-sanpo

「袋小路の男」

 「袋小路の男」 糸山秋子さん。
 駄目な男、駄目な女を書かせたら、彼女はとてもユニークです。
 こんな風に生きていたら、きっと嫌になる。そんな男女なんですが、それほど壊れていない人々でもある。世の中には、見た目まともな社員でも、変態な奴がいるように、ずれているほうがまともな場合も少なくない。
 この傾向は、川上弘美さんに通じるかもしれないが、糸山さんは、ずば抜けている。要するにハマッったら面白いのだ。
 逆にぽいっと捨てたいタイプの人には合わないだろう。
 とにかく、恥ずかしがらずに生きて行きたい人には救いに成るかもしれない。あんな駄目な人と、恋をして。何て余計なお世話だ。と蹴飛ばせる、笑い飛ばせるのがいいと思う。
 受賞作だが、糸山さんはもっといい小説がある。 

 そういえば、先日いい話をテレビで見た。沖縄の海で、いまサンゴが9割がた死んでいるそうです。それを助ける為に立ち上がったある人のお話。
 お金にならず、借金を抱え、それでも頑張る。あの姿に涙が出てしまいました。
 くじけないで、がんばろう。そんな気にさせられました。

 読書経過
 「大きな熊が来る前に」 島本理生さん。
 「格闘する者に○マル」 三浦しをんさん。
 「世界は破滅を待っている」 赤川次郎さん。
 「八月の路上に捨てる」 伊藤たかみさん。
 「孤宿の人」 宮部みゆきさん。
 「奇跡の人」 真保裕一さん。(今読んでいる)
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by kaseno-sanpo | 2010-11-11 22:01