明るく、笑顔で。陽光浴びて、歩いていこう。

by kaseno-sanpo

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 「八月の路上に捨てる」 伊藤たかみさん。
 離婚した別々の男女が、仕事場で理由などを語る感じ。
 文体に新鮮さは見られる。特別な方法を使っているわけでもない、しかし引き付けて止まないものが確かにある。
 感動させようとしながらつくると、かえって感動などし難くなると思う。感動は後からついてくると考えた方が楽だろう。読者、見る人に感情を与えてくれる方がずっと効果的だとわかった。
 収録されている2作目のほうが好みかも知れない。
 ありふれた日常にこそ、謎が潜んでいる。そんな事を考えさせてくれる話。
 お薦め度 ☆☆☆☆

 レンズは安くても古くても、純正に限ると思った。
 特に暗い場所や、外付けフラッシュ使用時に感じる。じっくり風景なら、純正にこだわることもない。
 単焦点レンズを中古で買いあさろうかなと思う。安いものを2本くらい。
 便利さは負けるが、単焦点レンズが好きですからしょうがない。
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by kaseno-sanpo | 2010-11-26 20:06
 世界は破滅を待っている。 赤川次郎さん。
 かなり昔読んだ赤川次郎さん。このタイトルが気に入って、久し振りに手に取った。短編集として優れた内容であると思う。当時はユーモアミステリーなるジャンルを確立させ、一世を風靡したものである。今回読んでみて、少し違和感はあるが、文のキレ、構想力は唸るものがある。現在の若手作家と比べると、彫が浅いような印象も受ける。しかし、今思えばである。
 首相が一市民を、殺す話が最後にあり、表題作になっている。この辺の似たような首相関係に、伊坂幸太郎さんを感じるのが、彼も昔読んだのだろうか?
 
 写真整理が三日で終わった。2日間で500枚撮影って多いですねえ。ほとんどピント外れで投げるデータですが。さあて、あとはドッカリ落ち着きました。
 今度は2作目ラストに向けて書かなきゃいけないのだが。五日も休んでしまうと、大丈夫か?という気分になる。
 いろいろ前の書いたものの見直しもしたいのだが。とにかく今は来年の描くものを考えるのはやめよう。来年のことを言うと、鬼に笑われるからなあ。
 
 偶然とは恐ろしい。先日、会いたいなと思っていた人に偶然コンビニであった。会ったのは良いけど、急いでいく最中だったので、会釈だけで言葉も交わさなかった。ああ、悔やまれる。また偶然が起こるだろうか?
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by kaseno-sanpo | 2010-11-24 19:26

格闘する者に○(マル)。

 格闘する者に○(マル) 三浦しをんさん。
 三浦さんは、まほろ駅前シリーズ2冊で、すっかりファンになったが、他の本は面白くなかったのもある。
 これは彼女のデビュー作です。最初に言うと面白い。少しありふれた感じはあるが、まあそれを差し引いても楽しめる内容です。
 就職活動を格闘にたとえているお話。さらにともだちに癖のある若者。彼女の家族間の問題と、いわゆる青春小説全開であります。
 賞を受賞したと言うことは、何かしら人の心をつかむ部分があるのです。それを充分に感じられるし、伝える力もパワフルでもある。それが欲しい。
 お薦め度は、☆☆☆☆。(5点満点で毎回、今後から続けたい)

 今年は自作長編小説を2作書き上げる予定だ。予定と言うのは、12月中に残り25枚くらいいけるかどうかという微妙な位置にいるからだ。
 来年度から手を付ける案も固まった。でも、まるっきり下地から書くので長引くだろう。
 とにかく書き続けること。でも、どこで止まるか知れない不安は隠せない。

 明日から2日間、撮影に没頭か。失敗しないおまじないと、データが破損しないおまじないが欲しい。
 今年度の楽しみは、初めて会う役者さんがたでもある。あとは、舞台効果がどれだけのものを見せてくれるのか、その辺に尽きる。
 晴れるといいですなあ。
 やはり、もう少し寒くならない時期がいいと思う。夏汗かきながらのほうが、私は好きであります。
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by kaseno-sanpo | 2010-11-19 18:35

大きな熊が来る前に。

 「大きな熊が来る前に」 島本理生さん。
 若くして文学賞を受賞と言うのは、一種の不安を覚えてしまう感じがあります。
 彼女もその一人で、ずっと読んでこなかったのですが、そろそろ良いかなと手に取りました。
 正直言って面白いです。やはり、ありきたりな男女の生活なんですが、かかえるものがそれぞれ多い人々を描かれています。タイトルが非常に面白いつけ方で、興味をひかれますね。
 ストーリーの面白さのある、我を忘れるよりも、我を見つめる方の小説です。
 女性の視点。二十代、30代ならきっと共感を得られる話を見つける事が可能だと思う作家でもありますね。
 どんな現状からでも、幸せを求められるはずだ。そんな希望を感じる。
 お薦め度は、中程度から上。

 自作は、
 2作目を、最初から見直し、添削作業に2週間ほど費やしてしまった。10枚ほどスリム化。余計な文章が多い証拠ですね。
 ようやく後半クライマックス部分を書き始める。後30枚くらい。ページで言うと残り55ページくらいか。
 応募の原稿用紙換算500枚まで、とかの規定の意味が少しわかった。
 原稿用紙一枚は、400文字、パソコンでA4用紙に40文字×35行を書けば、1400文字。
 よって、A4用紙一枚印字で、原稿用紙換算3.5まいの計算が正しいらしい。
 500枚なら、A4で142枚で止めておくのが良さそうだ。それを、1作目で170枚送った私は馬鹿っぽい。失敗したなあ。170枚なら、600枚原稿用紙と同じ計算だ。くーーーー。バタン。
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by kaseno-sanpo | 2010-11-16 13:46
 お祝いの贈り物用に、ちょっとしたポストカードを作って印刷しました。プリンタ出力ですが。
 ネットから写真を探して、ワードに張る。
 そこへタイトル、文章をバランスよく配置するだけですが、ちょっとした手間できれいに仕上がるのでお薦めですよ。是非作成してみてください。
 バランスや、書体などは、様々な身近にあるデザイン物から少し真似するだけです。
 あまりごちゃごちゃ、飾り付けせず、出来うる限りシンプルを心がけるのが、素人のコツといえます。
 写真に文字がかかる場合は、影を付けるくらいでもだいぶ見栄えがよくなりますよ。見易く作るのがいいです。

 年賀状だけでなく、年中通してこういうプリンタの使い方もいいかなと思います。
 なかなかA3プリンタまで手が出ませんがねえ。大判プリントは、写真屋さんが経済的かな? 年に数枚なら尚更そうかもしれません。A4単機能プリンタを、4~5年で交換するくらいです。
 
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by kaseno-sanpo | 2010-11-14 14:02

「袋小路の男」

 「袋小路の男」 糸山秋子さん。
 駄目な男、駄目な女を書かせたら、彼女はとてもユニークです。
 こんな風に生きていたら、きっと嫌になる。そんな男女なんですが、それほど壊れていない人々でもある。世の中には、見た目まともな社員でも、変態な奴がいるように、ずれているほうがまともな場合も少なくない。
 この傾向は、川上弘美さんに通じるかもしれないが、糸山さんは、ずば抜けている。要するにハマッったら面白いのだ。
 逆にぽいっと捨てたいタイプの人には合わないだろう。
 とにかく、恥ずかしがらずに生きて行きたい人には救いに成るかもしれない。あんな駄目な人と、恋をして。何て余計なお世話だ。と蹴飛ばせる、笑い飛ばせるのがいいと思う。
 受賞作だが、糸山さんはもっといい小説がある。 

 そういえば、先日いい話をテレビで見た。沖縄の海で、いまサンゴが9割がた死んでいるそうです。それを助ける為に立ち上がったある人のお話。
 お金にならず、借金を抱え、それでも頑張る。あの姿に涙が出てしまいました。
 くじけないで、がんばろう。そんな気にさせられました。

 読書経過
 「大きな熊が来る前に」 島本理生さん。
 「格闘する者に○マル」 三浦しをんさん。
 「世界は破滅を待っている」 赤川次郎さん。
 「八月の路上に捨てる」 伊藤たかみさん。
 「孤宿の人」 宮部みゆきさん。
 「奇跡の人」 真保裕一さん。(今読んでいる)
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by kaseno-sanpo | 2010-11-11 22:01

さよなら渓谷。

 さよなら渓谷。吉田修一さん。
 ひさしぶり、ホント何年ぶりかで、この作者の本を読んだ。純文学系の作者だと思っていたが、彼の小説はズバリ話の筋が面白い。
 最初は別の話がでて、この線で行くのかなと思ったら、そうじゃない。20ページ過ぎた辺りから、もうどんどん引っ張られますのでご注意ください。
 吉田さんの書く人は、え、こんな人いないだろう。というとこを打ち破ってくる。読んでいて否定したいけど、受け入れそうになる自分が見える。今回の作品も、事件さえなければ変わり映えしない男女の話である。事件があってなお寄り添う二人を、まさかと否定したい人もきっちり描いて読者の気持ちを代弁してくれる。
 こんな人がいても良いじゃないか、という気持ちになるときがある。現実社会は、もっと可笑しな奴らがいっぱいうようよしているぞ、ふと周りを見回したくなる。
 後味は、嫌な気はしない。むしろ、深く考え込んでしまう自分を発見する。
 お薦めは中程度だが、読んで損はない。吉田修一さんはお薦めです。
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by kaseno-sanpo | 2010-11-08 13:25
 水嶋ヒロさん、おめでとう。なんだか凄い文学新人賞を受賞したとかで、大騒ぎですね。
 こういうのを見せ付けられると、ああ、私も頑張るぞ、と気合を入れてしまう。
 刺激を受ける。これで、私は駄目だあ、何て思わない。気合が入ってしまうのだから、不思議です。

 水嶋ヒロさん、といえば、かっこよくて俳優としても売れっ子で、結婚と私生活まで順調に見えてしまう。だが、そうだろうか? 彼は人一倍努力をしているのだと思う。受賞作の内容も命がテーマらしい。結婚の事も考えてみると、彼はとても優しい人柄なんではないかと、想像を豊かにしてしまうのです。
 まあ、彼は彼。わたしはわたし。頑張るしかないのだ。書く意欲が益々湧きますように。

 恒例のドラマ期待度。恒例ってほどではないが、一応秋のドラマを見ていこう。
 毎週見ているものから。

  龍馬伝  そろそろ終わりだな。誰に斬られるのか、見とどけよう。
  流れ星  月9. 竹之内豊くん、ひさしぶり。内容は、引っ張るなあ。まだよくわからない部分が多い。
  フリーター、家を買う。  これは、秋のイチ押し。二宮くんも良し。小説が原作です。どうなるのか、決まっていそうで、ワクワクしてしまう。
  ギルティ  ミステリアスで、内容はお決まりらしいが、謎はまだ多いから見る。
  Q10   佐藤健、前田敦子コンビは、若者に最強。内容も好感度あり。中学、高校生なら、絶対みたい。晴れ晴れとカラっとした空気が気持ちいい。

  あと、蒼穹の昴も。1月からのハイビジョン放送を見逃した方は、是非どうぞ。浅田次郎原作の傑作です。
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by kaseno-sanpo | 2010-11-02 19:07 | 思うこと