明るく、笑顔で。陽光浴びて、歩いていこう。

by kaseno-sanpo

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顔に降りかかる雨。

 顔に降りかかる雨。桐野夏生さん。
 はじめて読んだ作家です。乱歩賞をこの作品で受賞されているんですね。パチパチパチ。
 乱歩賞を取る傾向に、2つの場所が含まれているというのが有ると読んだことがあり、ここでも当てはまってます。
 日本とドイツの2つの場所。
 主人公はかなり振り回されますが、筋が通っていてスッキリしています。見事に最後まで犯人がわからない面白さを残してくれています。やられました。荒っぽさもありますが、疲れを感じさせない。どんどん引き込む力は、あるほうだと思います。文章も割りと好きですね。
 読後感はスカッとしないかもしれませんが、悪い結末ではありません。サスペンス物は、仕方が無い。後は味付け次第で調整はその人次第で可能ですから。
 本を読む面白さが充分伝わり、テーマも組み込まれています。
 お薦めです。

 7月中盤から、筆が速度を落としてます。やばいかなと思ったら、何とかひねり出している。
 そんな状態が続いています。1作目応募締め切りから、1ヶ月経過。あと3ヶ月結果待ちは辛い。
 だからこそ、次作を連投して書き始めたわけですが。
 ただいま、全体(原稿用紙で500枚)のうち、1/3終わった計算。ペースは悪くないのかな。行き詰ると2日くらい休む。一喜一憂している毎日です。同時に、色んな過去の脚本作品ものも直しを入れる。
 とにかく、本を読んでいれば、面白いもの、面白くないものは区別がついてくる。
 不安のないところに、希望は見えない。
 いいことばかりも、悪いことばかりも続かない。
 優秀と見られた企業も、どこで転ぶかわからない。

 世の中って、不思議なものですね。
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by kaseno-sanpo | 2010-07-27 19:20
 久しぶりにカメラ稼動。

 女の子撮りでしたが、その中の一人が知り合いでした。
 似ているな、どっかで会ったかなと、気になっていたけど、思い出せない。
 間違ってたら失礼じゃないですか。
 相手も人が悪い、昼過ぎにそれを言う。
 早く言わんかい、と思ったのもつかの間。彼女なりに気を利かせたのでした。
 知り合いの子を撮影ってしにくいですね。しかし、話し相手には困りませんでした。
 良く話してみたら、そんなに長い事あってないわけではなかった。
 昨年夏に、久しぶりに会ってたし、何だか変な気分。歳月を感じさせない女の子は素敵です。

 カメラマンにも、知り合いが参加。いろいろパソコン関係から聞きまくりました。
 ありがとうございました。J,Nさま。いつもお話で刺激を受けております。

 そこで、なにやら未確認飛行物体?に遭遇。
 黄色いペンタックス、K-xだろうか。それしかない。何て派手な一眼レフカメラなんだ。
 特注で、100通りのカラーを選べる奴だ。わたしなら、買わない。


 
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by kaseno-sanpo | 2010-07-19 13:40 | 思うこと
 今夏の期待ドラマは週末に集中しております。

「鉄の骨」  土曜日九時。
 池井戸さんの原作小説ドラマ化。談合を小説にした企業物だけど、堅苦しさがない。

「美丘」   土曜日九時。
 石田さんの原作小説ドラマ化。純愛物、ナツの心に突き刺さるか。夏のイチオシ。グダグダ、愚痴を書く前に、恋をしなさい。

「崖っぷちのエリー」  金曜九時。
 漫画家の自伝的ドラマ化。笑わせるけど、本当はもっと真剣なのだ。山田優、塚地の好演が見所。

 と、様々なジャンルですが、是非小説の方も抑えておこう。
 いや、わたしも、三作とも読んでいません。
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by kaseno-sanpo | 2010-07-13 22:44

食堂かたつむり。

 食堂かたつむり。小川糸さん。
 読みたくて探していた本。しかし、現実は裏切られる場合もある。
 厳しく言うと、女の子が書いた小説だなと、すぐわかる特有の物足りなさを感じるのは、こまりものでした。
 確かに、この手の小説は有る。あるけど、たとえば、川上弘美さんの場合、まだ救いが有る。彼女にしか持っていない世界観が描かれていて、ある意味神秘的ですらあるから。
 それもない、のっぺらとした話を続けている感じがあって、ざんねんです。
 次にこうして、次にこうして、変化が少ない。ドキドキしないですね。あとは、偶然や奇跡的な出会いが多すぎる。偶然を偶然と思わせない書き方を工夫して欲しい。
 
 ただひとつだけ、良い事。
 ラスト付近の手紙は泣きます。これがあるために、良い小説になっているといっても過言ではない。
 でも、わたしの場合、死と言う題材は、村上春樹で全てが終わっている感じがしてしまうんですよね。
 このラストの手紙部分も、泣くこと間違いなしだけど、春樹作品の「ノルウェイの森」で、令子さんの手紙にかぶるんですよ。死を前にして、生者にかける言葉、言いたいことって、やはりこのことなんだなって再認識した感じもあります。
 だからといって、食堂かたつむりは、悪くはない。充分満たしてくれる作品である。読書感想文の指定図書になっていたのも、高校生向きならわかる。

 奇跡は小説世界でも、簡単に起こさないで欲しい。この辺は勉強になりました。後味は爽やかです。
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by kaseno-sanpo | 2010-07-07 18:24