明るく、笑顔で。陽光浴びて、歩いていこう。

by kaseno-sanpo

ものすごい、島田荘司さんの本。

 なかなか手を出しにくかったのですが、読むとかなり印象が違いますね。
 年齢的に誰が近いのでしょうか?
 簡単に思いつきません。東野圭吾さんや、宮部みゆきさんは、島田荘司さんより若いですね。
 有栖川有栖さん、も若いかな。北方謙三さんあたりでしょうか。
 推理作家での年齢比較です。

 本格推理が気持ちいいほど、整っています。だけど、それだけではありません。人間の哀しみ、面白さがじんわり効いています。
 大概推理ものは、最後に語られて終わり、そこに集中しがちなのですが、人物を描いているとまた別の楽しみがあります。そこを求める読者には嬉しいものと思われます。
 推理作家では、一押しになりそうです。
 人物に共感できることが、何よりも大きいのです。読者置いてけぼりにはならないと言いましょうか、そこが魅力です。

 会話も面白いです。台詞を書く人、参考にしてみてはいかがでしょうか。テンポの良さ、飽きさせない話術、リズム感、読者を放っておきません。人間がどういうものなのか、よく知っている人です。

 島田荘司さんは、お薦めです。
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by kaseno-sanpo | 2015-06-25 19:47 | 思うこと