明るく、笑顔で。陽光浴びて、歩いていこう。

by kaseno-sanpo

悩んだ末に生まれる。

 赤ヤギ君の話を書き始めて、約一ヶ月。
 といっても、なにそれ? て感じだとおもうが、それはそれでいいのだ。世に出るまでは。
 ここまでほぼ順調。一日分だけ、やり直した。どうしても嘘っぽい設定で我慢ならなくて。
 嘘だろ、って思われる話は避ける。

 その駄目にした一日分、かなり悩んだ。悩んだ末に前に進めなかったら、最悪の日々だが、いったん泥沼から脱出したようだ。
 そんな連続です。苦しみぬいた先にしか、良い物、満足いくものは生まれない。

 読んだ本。
 天使のナイフ     薬丸岳さん    お薦め度 ☆☆☆☆
 乱歩賞受賞デビュー作。はじめて読む作家。
 少年犯罪と少年法、それにかなり入り組んだ仕掛けである。
 中盤までは遺族の苦しみが増長されて、穏やかな展開。
 それ以降に、がらりと変わり、スピードが増す。面白くなるのはここからだ。意外な事実と犯人だが、無理矢理感も多少はある。そこまで、関連付けるのか、という具合にまで。
 しかし違和感は最小限度に抑えられている。見事なラストだ。
 真面目に面白い。才能は、その後の活躍からもわかるだろう。
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by kaseno-sanpo | 2012-07-03 18:58 | 思うこと