「奇跡の人」 真保裕一さん。
2010年 12月 22日
「奇跡の人」 真保裕一さん。
結論から書きます。
この本は、わたしの中で今年のベストワンです。
10年ほど前に、山崎まさよしさん主演でドラマが放映されたのですが、見ていません。話の内容も若干違うようです。
圧倒的な不安に包まれ、自分探しの謎が始まるのですが、一体どこへ流されるのか一息もつけない感じでした。それは、不安や希望という生易しいものと相違する、恐さでもありました。
残酷な過去と向き合う、その後の生き方に心が悲鳴を上げそうでした。
ラストでさらに残酷な仕打ちが待っていようとは。過酷であり、誰かの共鳴や涙が流され続ける。
400ページというスケールも大きい小説です。
生きるのを投げ出そうとしている人も、きっとまた生きたくなるかも知れません。もっと、荒波で生きようと思うかもしれません。
読後感は、ラストまでいくとやるせなさも残りました。苦しさに夜眠れなくなるかもしれません。それだけ読者を誘うのは、作者の力があるからなのです。
お薦め度 ☆☆☆☆☆
今日、2作目の小説が完了。
これから年末にかけ、校正を繰り返したいと思います。
原稿用紙で、500枚。今年はこれで、2作書いた事になる。応募は来年度。
来年度は、この2作の校正と、
出来れば、新しい小説に早い段階で取り組みたい。校正をしながら書き始めてもいいだろう。これからが大事な時期だ。
今年は、いい写真も撮れたと思う。
結論から書きます。
この本は、わたしの中で今年のベストワンです。
10年ほど前に、山崎まさよしさん主演でドラマが放映されたのですが、見ていません。話の内容も若干違うようです。
圧倒的な不安に包まれ、自分探しの謎が始まるのですが、一体どこへ流されるのか一息もつけない感じでした。それは、不安や希望という生易しいものと相違する、恐さでもありました。
残酷な過去と向き合う、その後の生き方に心が悲鳴を上げそうでした。
ラストでさらに残酷な仕打ちが待っていようとは。過酷であり、誰かの共鳴や涙が流され続ける。
400ページというスケールも大きい小説です。
生きるのを投げ出そうとしている人も、きっとまた生きたくなるかも知れません。もっと、荒波で生きようと思うかもしれません。
読後感は、ラストまでいくとやるせなさも残りました。苦しさに夜眠れなくなるかもしれません。それだけ読者を誘うのは、作者の力があるからなのです。
お薦め度 ☆☆☆☆☆
今日、2作目の小説が完了。
これから年末にかけ、校正を繰り返したいと思います。
原稿用紙で、500枚。今年はこれで、2作書いた事になる。応募は来年度。
来年度は、この2作の校正と、
出来れば、新しい小説に早い段階で取り組みたい。校正をしながら書き始めてもいいだろう。これからが大事な時期だ。
今年は、いい写真も撮れたと思う。
by kaseno-sanpo
| 2010-12-22 22:18