明るく、笑顔で。陽光浴びて、歩いていこう。

by kaseno-sanpo

ばかもの。

 ばかもの。糸山秋子さん。
 これは久し振りに傑作である。面白い。吸い込まれるストーリーだ。
 途中、ご都合主義的な部分もありますが、なんとなく回避できそう? 出来なくても悩むな(笑)
 しょっぱなからセックス描写は、どうかと思うが、それはそれでいいのだ。なんて、決め付けないけど。とにかく、それがなければはじまらないのだから、この物語の要的な部分。そういうと、誤解を受けそうだが、心理の鍵を握ってると言う意味です。
 わからないのは、想像上の人物って誰をさしているのか? という点です。
 無理矢理、想像できなくもないが、きっと意味があるのだろう。だってわざわざ、テンがついているのだから。
 糸山秋子さんは、経歴でも少し惹かれる部分が多い。共感というか、そこは個人の領域だから作品には関係しないけど。知りたい方は、経歴も調べてみてください。

 この作者の書く人々は、どこかおかしい。おかしいとは、生き難い人とか、そういう意味が強い。みんなきちんと、真面目に生きていないって訳だ。そんな人こそ、本当は真っ当に生きている、日々を、良いも悪いも実感しながら生きている。だから応援したくなっちゃう。
 読んでいて、ラストに近い部分で涙が流れた。額子という女性は、わからない感じも引きずるが主役を活かすための設定だと思っている。いろんな人がいると、改めて思う。
 お薦めであります。

 なんだかんだと、2作目も応募に向けて書いている最中だと言うのに、3作目の案が膨らんできて、慌ててメモを取る事にした。頭に残っているうちでないと、忘れてしまう。そしたら大変な損をした気分になるから。
 大雑把な構想だから、細部は時々思いつけばいいかな。
 ヒントは色んなところに転がっている。いわば組み合わせ次第だ。
 2作目も、のろのろながら進んでいます。現代小説は苦手なのかな。拘りすぎなのかな。さいきんそういえば、思い付きが少ない。でも次の案が浮かんだし、贅沢は言えないか。

 地元写真公募展は、入選どまり。何とか賞など良い位置は無理だったが、一応展示はされる中に入った。
 
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by kaseno-sanpo | 2010-10-19 20:08