伊坂作品の秘密。
2010年 04月 23日
終末のフール。読み終わりました。図書館で借りた本です。
伊坂幸太郎作品は、3冊目です。
村上春樹を読んできた世代かなと思えるような、影響を感じるところも有ります。
まず、伊坂さんが人を引き込む魅力は、
非日常的な事柄を、いかに日常的に起こっていることだと思わせながら、こんな馬鹿な、と思わせないところに有ると思います。
自分のペースに読者を引っ張り込んで、さあ、一緒に考えよう。という感じ。
だから、個人の領域に入り込んでも成功している。
失敗したら悲惨な事になる。たとえば、それはいかにも個人敵領域から出てこないですよ。と言われておわりだろう。
あとは、伊坂さんは、希望を持たせる終わり方が大好きです。
この本は連作ですが、全て微妙に絡まっている。様々な付箋も多く散らばっていてその辺も楽しめます。
伊坂幸太郎作品は、3冊目です。
村上春樹を読んできた世代かなと思えるような、影響を感じるところも有ります。
まず、伊坂さんが人を引き込む魅力は、
非日常的な事柄を、いかに日常的に起こっていることだと思わせながら、こんな馬鹿な、と思わせないところに有ると思います。
自分のペースに読者を引っ張り込んで、さあ、一緒に考えよう。という感じ。
だから、個人の領域に入り込んでも成功している。
失敗したら悲惨な事になる。たとえば、それはいかにも個人敵領域から出てこないですよ。と言われておわりだろう。
あとは、伊坂さんは、希望を持たせる終わり方が大好きです。
この本は連作ですが、全て微妙に絡まっている。様々な付箋も多く散らばっていてその辺も楽しめます。
by kaseno-sanpo
| 2010-04-23 18:53