明るく、笑顔で。陽光浴びて、歩いていこう。

by kaseno-sanpo

父と暮せば。

 井上ひさしさんが亡くなられました。
うちにある文庫本は、昨春買った「父と暮せば」の1冊のみですが、図書館に脚を運べば、多くの著書を読めます。
 私自身も、昨年はその後、
「ムサシ」
「泣き虫なまいき石川啄木」
「箱根強羅ホテル」
「太鼓たたいて笛ふいて」
と死の1年前に読ませていただきましたのも、何かの縁かもしれません。

 笑えるけど、下らない笑いじゃない。だから、下らない台詞で、力が抜けてくる事もない。
怒りが見え隠れしているのは、何も戦争ものだけに限りません。
 笑いと相対するように、怒りもぶつけてくる。
 けして独りよがりな文章とは思えませんでした。
 わかりやすい内容の劇作家であり、好感持てます。書いた自分しか解らないものは、劇としてイマイチではないかと思うから。

 なにかしら、得るものがあれば良いなと思いながら、再読をしたいと思います。
 演出は誰かに任せる作家として、珍しくもあるのかもしれませんが、どうでしょうか?
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by kaseno-sanpo | 2010-04-20 19:55